ロエベ初の大型展覧会、日本開催が決定

伝統と手仕事の美しさ、デザインの楽しさを感じて

LVMHファッション・グループ・ジャパン合同会社ロエベジャパンはこのほど、「ロエベ クラフテッド・ワールド展 クラフトが紡ぐ世界」の東京開催が決定したことを発表した。上海を皮切りとする世界巡回展で、ロエベ初の大型展覧会ともなっている。

開催場所は東京都渋谷区神宮前で、期間は2025年3月29日～5月11日。予約制だが入場は無料となる。

この展覧会では、ロエベのファッションに対する前衛的アプローチと、世代を超えて受け継がれる手仕事の粋、クラフト文化を紹介する。

21世紀の革新的建築の数々を手がけた建築設計事務所、OMAとの協業デザインによる展覧会で、1846年にレザー職人が集う工房としてマドリードで誕生したロエベが、世界有数のファッションブランドに成長するまでの進化の過程、生み出されてきたアイコニックなデザインや文化コラボの数々を体感できる。

日本とのつながりも

会場ではスタジオジブリや京都の陶芸ユニットのスナ・フジタなど、昨今のロエベコレクションにインスピレーションを与えた、日本ともゆかりのある想像世界を大いに楽しめるという。

日本国内外で展開されてきたコラボや文化プロジェクトを紹介する作品の特別展示もあり、ロエベ財団支援による茶の湯釜製造の大西家の紹介、Craft Prizeファイナリストである四代田辺竹雲斎と渡部萌、2019年の大賞受賞者・石塚源太、ミラノサローネ国際家具見本市でのコラボ展示を行ったARKO、松本破風、米澤二郎らの作品も鑑賞できる。

ロエベらしいスペインの風を纏った作品やランウェイアイテム、ブランドコラボアートまで、壮大かつインタラクティブな展示により楽しめる貴重な機会となるだろう。

（画像はプレスリリースより）

▼外部リンク

LVMHファッション・グループ・ジャパン合同会社ロエベジャパン　プレスリリース（PR TIMES）
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000104.000010711.html