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パティ・スミスと現代音響芸術集団の最新プロジェクトが待望の日本初上陸

世界を魅了するパフォーマンス・エキシビション

EDSTROM OFFICE株式会社はこのほど、実験音楽やオーディオビジュアル、パフォーミングアーツを紹介するイベントシリーズの「MODE」が、グローバル文化アイコンとして知名度の高いPatti Smith(パティ・スミス)と、ニューヨークやベルリンを拠点として活動する現代音響芸術コレクティヴのSoundwalk Collective(サウンドウォーク・コレクティヴ)がコラボレーションした最新プロジェクト「CORRESPONDENCES」をひっさげ、待望の日本上陸を果たすとした。

パフォーマンスとエキシビションの2形式を2025年4月から6月にかけ、東京と京都で開催する。Patti Smithの9年ぶりの来日ともなるもので、ファンはもちろん広く注目されるイベントとなっている。

「MODE」は、ロンドンと東京を拠点とする実験音楽、オーディオビジュアル、パフォーミングアーツを紹介するプラットフォーム。故坂本龍一がキュレーターを務めたことでも知られる。「音」を軸にした国際的文化交流の場を展開、空間の建築的特性やその場所がもつストーリーに呼応した多彩なプログラムを実施し、アーティストとオーディエンスがインスピレーションを交わし合いながら、実験的表現が生まれる場を創出してきている。

「CORRESPONDENCES」は、Patti SmithとSoundwalk Collectiveが10年以上手がけている協働プロジェクトで、さまざまな地理や歴史、自然環境を横断する作品として紡がれてきた。

待望の日本初上陸となる今回のパフォーマンスは、4月29日にロームシアター京都サウスホール(京都)で、5月2日と3日には新国立劇場オペラパレス(東京)で開催され、エキシビションは4月26日~6月29日に東京都現代美術館で実施される。

かつてない没入型体験に身を浸して

「CORRESPONDENCES」パフォーマンスは、会場を包み込むような伝説の詩人たるPatti Smithの詩の歌唱と、Soundwalk Collective制作のオーディオビジュアルがコラボレーション。参加者をかつてない没入型のライブ体験へと誘う。

巨大スクリーンに投影される映像は、ポルトガル出身の気鋭映像作家ペドロ・マイアが担当、アンサンブルにはMODE2023でも来日した英国の俊英チェリスト、ルーシー・レイルトンをはじめとする豪華なミュージシャンらが名を連ねる。

今回の日本公演はアジア初開催で、海外でも限られた機会にのみ上演されてきた最新作にして集大成といえるものになるとされる。過去全公演がソールドアウトとなってきた注目のパフォーマンスはぜひ生で体感したい。

Patti SmithとSoundwalk Collectiveによるコラボは、偶然の出会いから始まり10年以上にわたる共同制作として続けられてきた。ベネチア・ビエンナーレをはじめ世界各地でのイベントで作品を発表してきており、その形式もライブパフォーマンス、展覧会、上映、詩の朗読会、ワークショップと幅広い。2022年にはパリのポンピドゥー・センターで展覧会「Evidence」が開かれた。

最新プロジェクト「CORRESPONDENCES」は、彼らが長く交わしてきた対話・往復書簡から生まれた作品。今も進化し続けるこのプロジェクトでは、多様な土地の音の記憶を呼び起こし、芸術家や革命家、気候変動の継続的影響の足跡などを表現に結集させている。

詩的霊感や歴史的に重要な土地でのフィールドレコーディングによる「音の記憶」の採集、そこからの詩の書き下ろし、そのサウンドトラックに合わせてなされる映像編集といったプロセスで誕生していくエキシビションとパフォーマンス、8つの映像作品いずれもが現代の環境問題などを探求するとともに、人間と自然の関係性やアーティストの役割、人間の本質とは何かを問いかけるものとなっている。

パフォーマンスの東京公演では、5月3日分が完売し、5月2日が追加公演として受付開始になった。

エキシビションは、東京都現代美術館の実験的プロジェクト「MOT Plusプロジェクト」による初の取り組みとして展開される。

注目度の高いアートイベントとして、ぜひチェックしておきたい。詳細はリリース資料や公式サイトで確認を。

(画像はプレスリリースより)

▼外部リンク

EDSTROM OFFICE株式会社 プレスリリース(PR TIMES)
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000010.000086642.html

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