高山まさき「木」の展示会、銀座奥野ビルにて開催

木のしつらゑ・らせんの軌道「VORTEX蜾旋」

銀座の奥にひっそりと佇む奥野ビルで年に1度だけ開かれる特別な展示会。

自然界でも滅多に目にすることのできない神秘的な木の姿を現します。

今回のテーマは「銀河系」

まるで宇宙に広がる星々のように独特の輝きと存在感を放つ”木”を紹介します。

普段は気づかない木の秘められた美しさとエネルギーを感じる貴重なひととき。

この特別な瞬間を是非ご体験ください。

高山まさき（株式会社エトルデザイン代表取締役）：一本の木 ・ 一枚の木 をセレクトし、まるで彫刻のように、絵画のように、美しい家具に仕上げるアーティスト。建築を中心に、家具やインスタレーション、クリエーションを幅広く手掛けている。

「私くしたちが暮らしているのは、 螺旋状に進む時間や形状といった 宇宙事の趣がある日々の重なりの場所です。 宙に浮く星々の中で、 中心におかれている力強いものの周りを せわしくせわしく回る遠方に浮く 碧々とした田舎星です。 貝殻や木々や華びらのように つむじも同じく螺旋状に回りながら ものごとを教わり成り立たせています。 螺旋形状とはその時々の現象の現れです。 綿々と繋がっている事を教えてもらい、 始まりも終わりもなく、重なり合いながら、 少しずつ変化を繰りかえし 東から南、西から北へと 素直に進んでいる同期現象の表れです。 意識のなかでは感じづらく、 無意識では確かに存在します。 過去の記憶と未来の記憶が見え隠れする瞬間、 艮（北東）から坤（南西）に向かう螺旋軌道に従い 上下左右とは一切の関係が無く、静寂へと進む、 それが一瞬の螺旋の形です。　高山まさき」

▲会場：奥野ビル　：旧名「銀座アパートメント」1932年竣工