国内唯一の工芸特化アートフェア「KOGEI Art Fair Kanazawa 2025」の開催が決定

第9回の開催が決定、会期は11月の3日間

KOGEI Art Fair Kanazawa実行委員会は8日、9回目となる「KOGEI Art Fair Kanazawa 2025」の開催を決定したことを発表した。11月28日～11月30日の3日間、国内外からギャラリーを招き、ハイアットセントリック金沢を舞台に開催する。

「KOGEI Art Fair Kanazawa」は、2017年にスタートした国内唯一の工芸に特化したアートフェア。伝統的なイメージの強い工芸の新しい美意識や価値観を世界へと発信し、国内外のギャラリスト、アーティストとの刺激的な交流や新たな「KOGEI」との出会いを創出する場として毎年1回、開催されている。

来場者数や販売額、出品作家などいずれも年々増加・拡大傾向にあり、昨年は国内外40のギャラリーから出展があった。期間中には実にアーティスト約210人の作品の展示販売が行われたという。

国立工芸館と共催した特別鑑賞イベントや、木工職人による作品を用いた茶会、金沢市内の古美術店と連携したツアーなど、多彩な15のプログラムも展開され、ものづくり・工芸文化の根付く金沢ならではの風情も活かしながら、さまざまな工芸に身近に触れる機会が設けられたことも報告されている。

ホテルの客室を活かして世界観を存分に

この「KOGEI Art Fair Kanazawa」では、ホテルを会場とすることで、よりナチュラルな暮らしの空間に近い環境で作品を鑑賞できるように工夫、あえて客室を用いた展示を行っている。

展示が1部屋1ギャラリーとなることで、部屋を変わるごとに異なる世界観を味わえる点も特徴的だ。

今年も新たな工芸の世界が広がる一大イベントとして、大いに注目が集まる。実行委員会では、出展ギャラリーやイベント内容など詳細について、今後随時情報を更新、発信していくとした。

（画像はプレスリリースより）

▼外部リンク

KOGEI Art Fair Kanazawa実行委員会　プレスリリース（PR TIMES）
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000016.000063671.html