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【Product】”淡路土”と生きる暮らしの提案 土のミュージアムSHIDO

より美しく、より心地よい空間で過ごしたいという意識が高まる昨今、環境への配慮、健康への配慮といった面から自然素材の建材を使った暮らしにこだわる人が増えている。

そんな中、淡路島で、長きにわたり培われた淡路独自の歴史や環境が生み出した”淡路土(アワジツチ)”を取り入れる暮らしに関心が寄せられている。より広く、その魅力を五感で体感していただきたいと、土のミュージアムSHIDOが2023年1月にオープンした。

館内では、デザインの枠を超えた、人(アーティスト)と大自然(土)で生み出した”アートの力”を身近に取り入れる暮らしを提案している。”淡路島土と生きる暮らし”の魅力を紹介する。

▲”土のミュージアムSHIDO” 大地が隆起し、突如現れたかのような空間

■”淡路土と暮らす”を提案

淡路土が生み出す大地の素肌、”土のミュージアムSHIDO”。新しい土のテクスチャーによる空間デザインも相まって、感性を刺激される非日常スポットとして益々話題となっている。

館内に入ると、壁も床も淡路土から作られる剥き出しの大地の素肌は、新しくも懐かしくもある感触と、人間たる鼓動を震わせ、同時に安堵を感じさせるような感覚を五感で感じることができるアート空間が広がる。

また、歴史と伝統の淡路土から湧き出る力、自然と人の力で創り出された唯一無二のデザインを取り入れ、“淡路土と生きる暮らし”を提案するショールームとしても活用されている。


▲壁も床もカウンターもすべて淡路島の土で作られた館内


▲土で作られたオードトリアムエリア


▲屋上へ向かう階段  階段頂上に登り切ると、海の絶景が広がる!!


▲ミュージアム屋上  海が一望できる絶景サンセット

▲現代アートを展示  見て、触れて土を感じることができる。


▲淡路土で仕上げた洗面台

▲淡路瓦をタイルにしたトイレ。しかも壁面は焼いていない生のタイル。土のプロフェッショナルだからこそできる技術。

▲壁に彫り込まれた、まるで湧き水が吹き出してきそうな手洗い場。土と暮らす新たな提案。

▲古代遺跡のようなオードトリアム。展示場でもあり観客席にもなる。土のベンチは座るとなぜかほっこりする。

■「食」からの提案も

企画展によっては、この空間でドリンクも頂ける。実際に食べられる土を利用した土のスムージーなども提供し、淡路土と暮らすを「食」からも提案する。


▲土のスムージー、土壁の原料「土」「砂」「藁」をイメージしたトッピング

■土のミュージアムに隣接する土のレストラン

土のミュージアム敷地内にあるレストラン。淡路島で古くから使われてきた古民家の土を再利用し、ここも土で作った空間になっているミュージアムカフェだ。

淡路土の壁は、リサイクルも可能で、近年の環境やエコの分野でもその土壁の魅力は注目されている。

アート、デザインはもちろんのこと、機能性能・環境・エコまで考えられている。

▲随所に土で作ったアートパネル淡路島の大地の文様「地文(じもん)」が飾られている。

レストラン内も淡路土を使った土壁と土間、トイレの中も土のデザインで作られている。

古民家や茶室など、和風で地味なイメージの土壁も工夫次第でこのようなおしゃれな空間をつくることが出来る。

■国生みの大地の恵みを販売する誇りを受け継ぐ

この土のミュージアムを設立したのは、「土とアートを通じたWell-Beingな社会の実現」をビジョンに掲げる、近畿壁材工業㈱。

大正元年この伊弉諾(イザナギ)の神が祀られる伊弉諾神宮氏子として淡路市多賀で国生みの大地の恵み淡路土を販売し、今年で創業111年となる。

「創業者濵岡重吉から祖父、父と受け継いで来たのは、淡路島の大地でしか採れない淡路土の魅力、そして、その大地の恵みを販売する誇りである」と語る


4代目社長の浜岡淳二さん。

神々の恵みを取り入れた淡路土の魅力とは?

“土”という文字は、土地の神を祭るために柱上に固めた象形から生まれたと言われており、淡路島では、古くから土に神が宿ると信じ崇められてきた。

日本で最初に誕生した島と言い伝えられている、淡路島。

そのことは、わが国最古の歴史書『古事記』の冒頭を飾る、伊邪那岐(イザナギ)と伊邪那美(イザナミ)の二神が、日本列島の島々を創成する物語である「国生み神話」の中に記されている。

地球が誕生して46億年、そして、土が誕生して5億年、と言われている。

岩石が細かく粉砕されるだけでは土にはならない。月や火星にはない、生物が存在する地球にしかないと言われている土。

土は、生態系の一部であり、生命が誕生し、その土地で育んできた微生物の働きと動植物が堆積し混ざり、その土地にしかない特有の土となる。

土は、地球の歴史を物語る記録の一部である。私たちは、土に触れることで、地球とのつながりを感じることができる。

淡路島の歴史ある淡路土は、淡路島の陶器、珉平焼きから始まったタイル産業、400年以上の歴史ある淡路瓦などがあり、御食国として朝廷へ御食料を貢いだとされ、特産とされる玉ねぎや白菜などもその淡路島の肥沃な土から作られている。国生みの大地から生まれた”淡路土”は淡路島に住む人々の衣食住と生活を支えてきた。

淡路土は、淡路島のその長い歴史と生態系と生命の循環から生み出された軌跡の鉱物といっても過言ではない。淡路土は、淡路島の誇りなのだ。

■人と自然が作る大地の紋様「地文(JIMON))とは

近畿壁材工業㈱の提供する、地文(JIMON)とは、淡路土が作り出す大地の紋様を表現した土壁である。

淡路島の大地のありさまであり、山や川、海、池などの表面の紋様であり、淡路島の自然そのものを淡路島の素材で表現したテクスチャーである。

「淡路島の自然が作り出す美しさをありのまま表現するということは、永久に紡がれ続けている芸術と同じように、永久に届く力があるということではないかと考えています。地文(JIMON)は、淡路土の魅力を暮らしの中に気軽に取り入れる一つの方法として提案しています。」と館長は語る。

<地文ART土のミュージアムSHIDOの常設展示>

光とインテリアに合わせオーダーメイドの壁としても提案している。

棚田/Tanada

千波/Senba

轍/Wadachi

至道/ShiDo

暁星/Gyosei

闇夜/Yamiyo

流転/Ruten

泡沫/Utataka

豊穣/HoJo

箒星/Houkiboshi

鰯雲/Iwashigumo

黎明/Reimei

黄昏/Tasogare

淡路土の魅力とは?

改めて、淡路土を取り入れたライフスタイルの魅力、国生みの大地淡路土から受ける恩恵なる要素をまとめてみた。

1、大地の恵みを、カラダに宿す

淡路土は、化学物質を含まない自然素材で、シックハウスや火災、結露などから私たちの健康を守る住空間を作ることができる。

2、自然の恵みを、心に宿す

自然の恵を暮らしに取り入れることができ、心身の回復を図ることができる。

3,1500年の歴史に裏付けされた優れた機能と性能

法隆寺の時代から1500年続く土壁、土本来が持つ機能を活かし、先人の知恵と技を合わせ、エネルギー効率を高め、調湿や蓄熱などの機能性能がある。リサイクルやCO2削減などにも貢献できる。

4、自然が作る”美”を楽しめる

淡路島の大地の紋様や、自然素材の質感や温かみがある「地文(JIMON)」などの自然な美しさをインテリアとしても楽しめる。

5,日本の精神文化を継承する空間

近年増加するインバウンドの人たちからも、スピリチュアルな国として、日本の精神文化に対し強い関心が寄せられている。日本の「道」と同じく、職人の手仕事で作る空間には崇高な日本の精神性が宿る。

ぜひ、淡路土を暮らしに取り入れ、“自然と共生する喜び”を体現してみませんか。

土のミュージアムSHIDO

取材&文/枝澤佳世 アートライフスタイリストプロデユーサー  

◆土のミュージアム/近畿壁材では、淡路土を使ったアート空間をプロデユースいたします。◆

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