アートフェア東京に行く理由とは
オススメのアートフェアの楽しみ方
初めて行ったアートフェア東京は,アートライフスタイリスト短期養成講座の集大成で行きました。私は、その時の興奮が忘れられず、毎年必ず足を運ぶ様にしています。
昨年は残念ながらコロナ禍で中止となりましたので、今年は本当に楽しみにしていました。
1)アートを通じて時世を感じよう!
アートの世界にもトレンドがあり、それを世の中の流れとともに感じることができるのが、アートフェア東京です。
2)アーティストやギャラリストの方との交流を楽しもう!
今回は、作品が見やすく、丁寧に見られましたし、作家さんご本人やギャラリーの方々からお話を詳しく聞けるチャンスが多かったように思います。
初めの頃は、話が聞きたいのに聞けない・・・という事も多々あったのですが、アートフェアに行き慣れてくると、聞きたいときに聞けるコツが分かるようにもなってきます。
先方もそんな私の様子を悟ってくださって、良いタイミングで話しかけてくれたりもします。
そして、友人と5時間かけてほぼ全てのギャラリーを網羅しました!
3)アートを買うという視点でフェアに望もう!
”「アートを実際に購入しなくても、見るではなく、買う」という視点でアートフェアに望むべき!!”と講座で教わり、毎回その意気込みで会場を回ります。
アートをおすすめする私としては、実際に自分が”アートを買う”という体験をしなければ、お客様への説得力に欠けます。また、買う方の気持ちもわかりません。
ただ眺めるのとでは、身の入り方が違います。
アート購入失敗談
また、初めてアートを買おうとしたときの苦い体験を今でも思い出します。予約までしておいて、買わなかったこと、今でも人生最大の後悔!と、自分を戒めています。
それは、5年前のこと。その後悔した作品は、能條雅由さんの作品です。
今年も能登さんの作品は、展示されていました。
当時は、一目惚れしてしまい、すぐに個展にも伺い、即予約。
にも関わらず、決断できず断念・・・
今では人気が出て、手が出ない金額に・・・
あの時に、買っておけば・・・
しかし、いつかお迎えしようと今でも心に秘めています。
4)「アートは出会い。一期一会の出会いを見逃すな!」
この苦い経験をして以来、私が常に念頭に置いている想いです。
5)誰でもチャレンジできるアートコレクション
アートはもちろん鑑賞するという目的がありますが、資産としての価値も認められています。
しかし、アートは富裕層のみが楽しむものではない!!ということを、皆様に強くお伝えしたいと思います。
以上 5つ!!私のオススメのアートフェアの楽しみ方です。
アートフェア東京2021レポ!
さて、今年のアートフェア東京で目立っていたのでは明るい色合いの作品でした。
早々に売れていましたが、私もこれが入るくらいの大きな廊下のあるお家があれば廊下の突き当りとかに飾りたい!(ついでに有り余るお金も必要!!)
遠くから見ると可愛らしい色合いながら、近くで見るとかなり毒々しい作品。
絵にする対象が独特の世界観で、面白い作品です。
作家さんご本人も美しいこと!アートとセットで鑑賞したく写真を撮らせてい頂きました。
4/17から新宿で個展が開かれるそうです。
4月17日(土)〜28日(水) スズキエイミ個展
「Les enfants du Paradis」楽園の子供達
・場所 KIYOSHI ART SPACE @art_kiyoshi 東京都新宿区愛住町8-16 清ビル
・開廊日 火曜日~日曜日 11:00-19:00 ※4月17日 19:00-21:00 オープニングレセプション
・休廊日 月曜日・祝日
今年は、イームズバードが作品対象になっていました。
ユーモア溢れる作品がとても好きで、見ているとその世界観に
引き込まれます。
作家さんと一昨年お話させて頂いた時、「図鑑を見ながらいろいろ考えるんです」と仰っていました。
あまりに美しく、絶対に手が出ない金額だと分かっておきながら
価格を聞きにいったのですが、非売品という事でした。
きっとこれからとんでもない価格になっていくことが予想されます。
まだ若手の作家さんですが、圧倒的な存在感がありました。
とても静かな作品ですが、力強い。
きっとこれからどんどん人気がでていくことでしょう。
そんな中、出会っちゃいました!
目が合ってしまったのですよ!
何これ~可愛い~!!
土偶?いやいやあのスターウォーズの何だっけ??
などど友人と盛り上がっていると、
ギャラリーの方が奥に案内してくれ、作家さんをご紹介下さいました。
もうこの時には、何処に飾るか、どういう風に飾るか頭の中でピピっと感じていました。
詳しくお話を聞くと、誰でも分かる土偶と現代のモノを掛け合わせて独自の世界観を表現されているという事。
よく見るとガンダム色の子もいて、一点一点色合いも違います
宮岡さんと何処にどう飾るかなどを話したひと時もとても楽しい時間でした。
また色々お話した中で、宮岡さんは元々食器を作っていて、瀬戸内海の高級クルーズ船の食器も作られたのだとか。
瀬戸内海を見て育った私はそこにも何だか御縁を感じてしまったのです。
宮岡貴泉さんの紹介
(ホームページ)
https://takamimiyaoka.jimdofree.com/
(インスタグラム)
https://www.instagram.com/takamiyaoka/
(Facebook)
https://www.facebook.com/takami.miyaoka
今回購入したアート作品の取り扱い「清アートスペース」http://www.kiyoshiart.com/index.asp
アートを初めて買う方へのメッセージ
アートを買うのは敷居が高いと思われている方はとても多いように思います。
5年前までの私もそうでした。
しかし実際に買って飾ってみると、そのアートが与えてくれるパワーや幸せな気持ちは言葉では表現しきれません。
空間をとても表情豊かなものにグレードアップしてくれる存在でもあります。
私は、普段仕事をしている中でも、インテリアのご提案の中に必ずアートの話題を入れることにしています。
アートを飾りたいからと間取りを変えることもあります。
アートは脇役と思われがちですが、空気のようにそっと寄り添ってくれる存在でもあり、間違いなく生活を豊かにしてくれるものです。
高価なものでなくても構わない、一度購入し、一緒に生活してみるときっとその魅力が分かってもらえるはず。
自由に外出することが出来ない、こんな時代だからこそ、可愛いお気に入りを迎え入れ、おうち時間を豊かなものに変えるアートの世界を、ぜひ体感してみてください。
とりあえず入門講座からトライ!
アートの取り扱いからマーケティングまで学べるアートライフスタイリスト短期養成講座はこちらへ!
ただいま9期生を募集しています。
この記事を担当したアートライフスタイリスト
吉岡 恭子(よしおか きょうこ)
INTERIOR DESIGN PUPILLA(プピラ)代表
アートライフスタイリストマスター・インテリアコーディネーター・二級建築士。 香川県在住。1973年生まれ。34歳の時に好きを仕事にしようと一念発起し、IC資格を独学で取得。 5年間デザイン事務所で勤務し、40歳になる直前で独立。 現在は「上品で豊かな暮らしのご提案」をテーマに、 戸建て・マンションの新築コーディネート・リノベーション・モデルルーム、 店舗のリノベーション等を手掛けている。 豊かな暮らしのご提案の一環で住まいにアートを取り入れることにも注力している。 2019年度モダンリビング・スタイリングデザイン賞ゴールドプライズ受賞。 Mail: ky_regards@sunny.ocn.ne.jp Web: https://kagawa-interior-design.net/ BLOG: https://ameblo.jp/kyoko-regards/ Facebook : https://www.facebook.com/kyoko.yoshioka.925 Instagram: https://www.instagram.com/kyokochan86/?hl=ja
一般社団法人アートのある暮らし協会
「誰もがアートを身近に楽しめる豊かなニッポンへ」という理念を掲げ、 日本全国のアートのある暮らし普及へ向けて活動をしています。
アートの力で、1ランクアップのライフスタイルを手にするための情報、知識、スキル、人脈、環境などを一気に身に着けることのできるカリキュラムやサービスを提供しています。
2021年04月01日掲載
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