アートフェア巡回ツアーレポート
こんにちは、アートライフスタイリストの関と申します。
今年も「アートのある暮らし協会」が開催するアートフェア・ツアーに岐阜から参加しました! 昨年に続き2回目の参加となります。
3月に東京で開催されるアートフェアは、まさに1年に一度の「アートのお祭り」とも言えるイベント。
例年「アートのある暮らし協会」でも、アートフェアに合わせて特別ゲストをお招きし「今年のアートフェアの見どころを学ぶ」イベントを開催しています。
今年はアートフェアに先駆けて、アートのある暮らし協会銀座サロンで「アートな世の中会議」が開催されました。
この「学び」があるのとないのとでは、アートフェアの見方も楽しみ方も全く違うものになってきます。
「アートな世の中会議」のスペシャルゲストは、アートフェア東京マネージングディレクター北島輝一さん。
なかなか聞けない「アートとお金の話」そして、主催者だからこそ語れる切り口でアートフェア東京の情報を余すところなく語っていただきました。
今回は諸事情で本部サロンまで行けなかった自分も、動画配信で視聴することができたのがありがたかった!しっかりと情報を入手し、満を持してアートフェアに参加できました。
いよいよ3月8日(アートフェア東京のパブリックビュー初日) 朝11時に集合し アートフェア・ツアーがはじまりました。
東京有楽町・国際フォーラム 「ART FAIR TOKYO」からスタートして、汐留・パークホテル東京での「AiPHT(アートinパークホテル東京)」、秋葉原・アーツ千代田3331での「3331 ART FAIR 2019」の3会場を一気に巡る、まさにアートのシャワーを浴びるような一日になりました。
アートフェアからどう学べるのか?
一つめの会場は、日本最大のアートフェア「ART FAIR TOKYO」。
日本のアートマーケットの最前線のアート(実物!)がこれだけ多数、しかもジャンルを超えて幅広く集まるのを見ることができる機会は、本当に特別です!
それだけでも充分駆けつけるモチベーションになるのですが、 年に一度アートライフスタイリストのみんなに会えると思えば、岐阜からも駆けつけようという気になります!
そして実際、来てみれば、自分の好きなアートや気になっているアーティストだけでなく、同行するメンバーがチェックしているアート最前線も、一緒に見ることができる。
ふたつめの会場は、汐留・パークホテル東京の「AiPHT(アイファット)」 客室の各部屋をひとつひとつ訪ねてまわるスタイルのホテル型アートフェア。
実際の居住空間に飾られているため、アートを暮らしに取り入れたら? をイメージしやすい展示。
国際フォーラムともまたひとあじ違った環境でアートを見ることができます。
インテリアとしてのアート、小さな空間にも映える作品を探すのにちょうどいいかもしれません。とはいえ、ギャラリーさんが自信をもっておススメしてくれるアートは、どれも質の高い作品ばかり。
「AiPHT」は、東京以外を拠点にしたギャラリーからの出展も多く、アーティストルームもこの期間に特別公開されることから、合わせて見ておきたい会場です。
さいごの会場は、アーツ千代田3331「3331 ART FAIR 2019」。 アートのある暮らし協会は「プライズセレクター」としての参加でした。
ただ漠然と会場を回るだけでなく、「購入する」という視点が加わることで、アートへの関わり方がより深く親密になるように思います。
「プライズセレクター」とは?
3331 ART FAIRは、様々なコレクターの皆様と共にアートフェアを作り上げてきました。著名コレクターから企業人、クリエイターなど、各界のキーパーソン100名が“プライズセレクター”としてフェアに参加し、購入した作品に 「コレクター・プライズ」を授与。会期中に会場内で順次発表いたします。
https://artfair.3331.jp/prize/
「3331 ART FAIR 2019」では、 特別企画展「遊殺・以後|高山登×椿昇×日比野克彦×藤浩志×堀浩哉」も実施。美術館レベルの作品が一堂に会す貴重な機会です。
アーツ千代田3331のプログラムコーディネーター・彦根延代さん、そしてスタッフの彦根さんによる、ガイドツアーにも参加しました。
背景や文脈を知ることで、作品と自分の関係がより近づくのを感じました。
ガイドツアー のどこが魅力なのか?
アートライフスタイリスト・マスターたちに付いて歩くと、各メンバーとお付き合いのあるギャラリストやアーティストに近づけるチャンスでもあります。
たとえば、「ART FAIR TOKYO」では、東京画廊の山本豊津氏が、アートのある暮らし協会の講座で、度々お会いしていたのを覚えていてくださって、取材でお忙しい合間にもお声がけいただき、展示されているアートの解説をしていただきましたよ!
憧れのあの人、知っているだけより会ったことがある、顔合わせだけでなく直接話したことがある。そんなことも、自分の活動の糧になっている気がします。
また、昨年出会った作品と作家さんに、再会できるチャンスでもあります。
今年はまた一層パワーアップしたその作品と活動ぶりが、自分のことのようにとても嬉しく、今年もまた、その作家さんの作品がマイコレクションに加わりました。
アートのある暮らし協会では、初日は、3会場のアートマーケットチェックの日にし、残りの会期で、個人的にじっくりチェック、または、お客様をご案内するという流れで、毎年、たくさんのお客様に身近にアートをお届けするよう努めています。
3会場をイッキ見できるパワー、一人ではなかなか出せないですが、みんなで行くと、なぜかできちゃう! それがすごい! アートのある暮らし協会のツアーならではの充実したカリキュラムは、何かしらの気づきがあります。
さらに、2年目の今年はメンバーとしての特典もあり、充実した時間を過ごすことが出来ました。
何度でも参加してみれば、その都度新しい価値観に出会える、そんな気がしています。
アートフェアツアー参加者の声(一部抜粋)
・今年で3年目となり、年々楽しめるようになった。購入したいと思える作品、リーズナブルな作品も見つけられるようになった。
・前回より楽しめた。毎年参加することで自分の好みがだんだんとわかってきた。
・充実していて見ごたえがありました。
・いろいろな画風、作家作品を一堂に見れるのはとても良い機会だと思いました。ギャラリーの方もいろいろと教えてくれた。
・シャガール、ジャコメッティ、北斎など、有名アーティストの作品も近くで見ることが出来て嬉しいです。
・事前に「アートな世の中会議」のビデオを見ることができたので時間のない中でも、アートフェア東京を効率的に見ることができました。同じ月に何度も有休を取りにくいこともあるので、とても助かりました 。
・初めて参加したアートフェア東京よりおちついて作品を観ることが出来ました。回を重ねていくとアートが自分の身についてくるのなかあと思いました。
・作家やキュレーター・企画者の話が聞けてとてもためになった。
アートライフスタイリスト注目のギャラリー
アートライフスタイリスト注目のアーティスト
アートライフスタイリスト・マスター
関愛子
サステナブルアートジャパン 主宰
ぎふのふ 代表
知的財産管理技能士 2 級
東京生まれ。岐阜市在住。
31 歳のとき、一般企業を退職し、渡欧。
ヨーロッパ15カ国をまわり、70 以上のアート関連施設を訪れる。
ドイツのエコシティ・ヴォーバン地区へ赴いた際、
現代の経済至上主義や使い捨て文化に、あらためて危機感を抱く。
帰国後、「サステナブルアートジャパン」を立ち上げる。
岐阜市を拠点とし、『リユース画材貸出プロジェクト』を展開中。
いかがでしたでしょうか?
アートのある暮らし協会では、アートフェアガイドツアーを東京だけでなく全国各地のアートフェアにて開催しております!
アートライフスタイリストと一緒にアートフェアを巡って、あなただけの1点を見つけてみませんか?
2019年03月14日掲載
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