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2016.01.25 更新

「光とアートを味わう暮らし」が無事終了致しました。

『光とアートを味わう暮らし』~ミラノ万博認定イベント凱旋帰国記念~

会期:2016年1月7日(木)~1月19日(火)

会場:YAMAGIWA東京ショールーム(外苑前)

主催運営:YAMAGIWA アートのある暮らし協会

協賛:Atelier Akira Kugimachi ㈱アマナ 雅景錐 京都|東京 ギャラリー竹柳堂 サコダアートギャラリー

併催イベント:2016年1月8日(金)

ニューイヤースペシャルナイトイベント

特別セミナー:光と影で魅せるアートとインテリア空間 講師:近藤はる美(アートライフスタイリスト)

新春書道パフォーマンス 演出:白石雪妃

 

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▲左:白石雪妃(書家) 右:近藤はる美(アートライフスタイリスト)

 

 

1月8日(金)は『光とアートを味わう暮らし』~ミラノ万博認定イベント凱旋帰国記念~

スペシャルナイトイベントをオープニングイベントとして開催!

都内の夜景をバックに、まるで美術館のようなYAMAGIWA東京ショールームに、「2016年、美しく暮らしてみませんか。」というよびかけに、年明け気持ちを新たにたくさんの方にお集まりいただきました。

なんと、YAMAGIWAブランドの照明器具、家具、そして、アート作品、総額約1000万円以上の最高傑作の美の集大成を、身近に鑑賞いただく機会となりました。

 

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YAMAGIWA東京ショールーム

 

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 ▲ミラノ万博認定イベント再現「光とアートを味わう暮らし」

 

昨年ミラノで開催されました万博の認定イベントの中でご紹介したブース「光とアートを味わう暮らし」を再現し、凱旋帰国記念展を開催しました。

 

■2015年9月4日~9月7日にイタリア・ミラノで行われた、「光の知恵、アートを味­わう暮らし」の模様です。

https://www.youtube.com/watch?v=OtKKTH9cekk

 

アートと照明のある空間を魅せたこの展示会は、アートライフスタイリスト近藤はる美によりコーディネートしたものです。

 

通常の美術展では考えられない新しい試みにチャレンジし、各作品のの魅力や、お客様のご家庭でのアートと照明の楽しみ方を身近に届けることができるよう、コーディネートコンセプトパネルを掲示しました。

 

また、通常、照明を作品にあてて作品を引き立てますが、あえて直接作品に照明をあてず、一般家庭用の間接照明のあかりで作品をひきたてる手法をご紹介し、谷崎純一郎の唱えた「陰翳礼讃」をテーマに、日本古来の光と影を楽しむ暮らしをご提案しました。

 

以下に一部をご紹介いたします。

 

 

■シーンⅠ《 自然と語り合う 》

 

一筆で書いた丸い円が重なる書と小さな光の玉が幻想的に舞う写真。ともに自然と語り合うような作品たちです。そして宙空にある丸い照明が、時に浮かび上がるようにも見えます。円は見る時によって見る人によって様々な解釈が出来る形のように思います。

 

自然を深く観察しながら写真におさめていく水谷吉法が出会った小さな虫ユスリカ。光によって白く反射したそれぞれのユスリカが光の玉になり白い妖精のように幻想的に変わっていくようです。自然を思う純粋な気持ちが伝わってきます。この二つの作品に迎えられて、ふわりと包み込んでくれるような優しさを感じていただけることを願います。(アートライフスタイリスト 近藤はる美)

 

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▲「ユスリカ」水谷吉則と照明:「FLOS/IC LIGHTS」マイケル・アナスタシアデス

 

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▲「円想」白石雪妃と照明:「FLOS/IC LIGHTS F」マイケル・アナスタシアデス

 

 

■シーンⅡ《 浮遊する月 》

海の月と空の月。ともに浮遊するイメージの一瞬を捉えているようです。

漆は塗ったものを長く保つために縄文時代から使われてきた素材。そんな素材の守り箱の中に大切なものを納めれば、その時の大切な気持ちも一緒に封印してくれるような気がします。常に生命と向き合うテーマを考える青木宏憧は、守り箱は生き物達が守っていく箱をイメージしていると言います。向こう側が見えるようで見えない暗い闇のような透明感のある黒は漆黒と呼ばれます。そんな繊細な見え方をする素材なので、直接照明をあてるとプラスチックのように見えてしまう漆黒。ぜひ間接的に配された光で漆を楽しんでもらいたいと願います。木箱の中に隠すように納められた照明の光も浮遊するようです。(アートライフスタイリスト 近藤はる美)

 

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▲「守箱 海月 触手] 青木宏憧と照明:「タリアセン」フランク・ロイド・ライトとベンチ:zanotta(ザノッタ)「Quaderna」

  

 

■シーンⅢ《 美と死は同一 》

薔薇に棘があるように美と死は同一という言葉(Fire and Rose are one.)があります。圧倒的に美しいものに出会うと見入り立ち止まってしまいます。本当の美にはオーラが出ていて人の手を止める崇高さが存在するのだと思います。この棘の美は相手を威圧するような効果で箱の中の大切なものを守り続けてくれるのではないでしょうか。そんな思いから美と棘を組み合わせてみました。

 

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「棘」Ⅲ青木宏憧とテーブル:OOTA table (WALTER KNOLL)

 

 

■シーンⅣ《 影を纏(まと)う 》

纏う日本美というと、古くから鎧兜と着物を思い浮かべます。鎧兜には日本独特の美があります。照明TATOUは鎧の美しさからインスピレーションを得てデザインされました。鎧のデザインからこぼれる光の影が空間に奥行きを生みます。鎧も着物も見る者を圧倒させる凛とした美を秘めている気がします。2015パリコレでは友禅を現代アレンジした着物が注目を集めましたが、その中に高村総二郎の「纏う」がありました。この「纏」を知るきっかけとなりました。ギリシャローマ彫刻に浮世絵を投影してその像を描くという手法で、映し出された陰影を表現するという試みが面白い作品です。ここでは書もテーブルも照明もそれぞれの個性的な影を纏い共演しています。(アートライフスタイリスト 近藤はる美)

 

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「纏XLVⅡ-歌麿」高村総二郎と 照明:「FLOS TATOU」パトリシア・ウルキオラ

 

 

■シーンⅤ《 静と動が繋がる 》

横幅2m以上の刷毛で一気に仕上げる作品は、修正不可能な一瞬への懸け。「画面全体を包み込み巨大な刷毛を一気に走らせた一瞬の出会いが最高だった時の感動は、今のところ他に代わるものはありません」と詫摩昭人は語ります。相反する二つのものをすり抜けた時その向こうに何が残るかを見極めたいという言葉も印象的でした。ここでは、相反する静と動のイメージを置きこの空間で何を感じるかを試みています。生きるパワーに溢れた力強さと向き合う時があり、瞑想するように静寂に包まれる時もあります。人生には様々な瞬間がありますが、結局は一つの光に包まれている、それが最後に残るものでありたいと願います。(アートライフスタイリスト 近藤はる美)

 

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▲「逃走の線op..484」詫摩昭人

 

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▲「Moment of silence白石雪妃「と椅子:driade(ドリアデMISS LACY

 

 

■シーンⅥ《 光と影が溶け合う 》 

eclipse(日蝕)を前にすると時が止まったような一瞬の静寂を感じます。初めて出会った時「私がつねに感じていたことは、これだったんだ」と突き付けられた気がしました。

日蝕というドラマティックな宇宙の営みとそこにある樹々のシルエットの重なりを眺めていると自分の存在や立ち位置まで問われているような気がしてきます。この神秘的なブルーは、光と影が溶け合って生まれた色調のようにも感じられます。

光と影は私の中にずっとあったテーマでした。この陰影礼讃をコンセプトにした和紙と光のインスタレーションの原点にあるものです。そしてこの企画展示の中で、光と影の中間項としてアートを置くという新しい提案を試みました。(アートライフスタイリスト 近藤はる美)

 

 

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▲「Eclipse#12」釘町彰と照明:「MAYUHANA」伊藤豊雄

 

 

アートライフスタイリスト近藤はる美による、「光と影で魅せるアートとインテリア空間」セミナー。

 

彼女のコーディネートテーマの基礎になっている、光と影で魅せたアインシュタインも愛した奈良ホテルなどの空間事例や、聴衆者のターゲット層を配慮した実にわかりやすく適切なアドバイスにより、真剣にメモを取られる方もいらっしゃいました。

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image14▲セミナー風景

 

また、ビックなお年玉が!

なんと、現在パリ在住の日本画家釘町彰さんがスペシャルゲストとしてご登壇いただくこととなりました。

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image16▲スペシャルゲスト:釘町彰さん(日本画家)

 

KENZOの創業者高田賢三氏のパリの別宅に書き下ろされた壁画とライティングの話題や、作品の制作プロセスや概念にもふれ、釘町先生の知才と人望あふれる魅力的なトークに惹きこまれてしまいました。釘町先生来日頂きありがとうございました!

 

 

また、回廊で、書道家 白石雪妃さんに、新年を迎えた喜びと皆様のますますのご発展を祈願して、粋な、サックス4重奏をBGMにご披露した書道パフォーマンス。

 

■BGM:アルバム「和楽」大石将紀さん率いるサックス4重奏

http://www.m-oishi.com/Masanori_Oishi_Saxophoniste.html

 

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image18image19image20「光」「影」「煌」を金泥でかき、陰翳礼讃の一節、そして、センターに、お正月にふさわしい四字熟語 「瑞祥新春」 と書いていただきました。

 

生でみるパフォーマンスは、書家の気迫と精神性が伝わり、精神を集中して筆を流麗に動かす姿はとても美しく、会場は感動の空気に包まれていました。

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そして、まるで宇宙空間に浮かび上がった球体を思わせる照明とのコラボレーション。あの、建築家伊藤豊雄さんがデザインされた「MAYUHANA」。その下には、お米でできた枯山水に浮かんでいるガラスの球体。

 

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「Tea Droppe」という名の照明器具で、デザイナーの吉岡徳人さんにより作り出されたものです。

 

お米で作られた枯山水、気づいていただけましたか?

ミラノ万博のテーマが「食」を意識して工夫したものです。

 

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最後の懇親会には、関東地域の市長さんをはじめ、美術館関係者の方、企業の方、インテリア団体の方などたくさんご参加いただきました。

 

また、数名のアートライフスタイリストが、専用のシミュレーターを活用し、PC画面でアートのコーディネートイメージを見せ、商品や空間をご提案するサービスを行い、インテリアやアート購入希望のお客様をサポートしました。

 

引き続き、ご案内しておりますので、お気軽に当協会までお問合せください。

 

このたびのイベントを通じ、少しでも日本の美を尊ぶ機会となっていればいいなと思います。

 

2016年、美しく暮らしてみませんか?

 

心揺さぶられるものがアートです。

多くのことを教えてくれるのがアートです。

日本の魅力に気づかせてくれるのもアートです。

そんなアートをみなさんの身近な暮らしの中で楽しんでください。

あなたにとって上質な美のある暮らしが、あなたをより美しく輝かせてくれるはずです。

 

誰もがアートを身近に楽しめる社会へ。

 

私たちは、より多くの方々にアートの魅力を伝え、アートの力をそれぞれの豊かな人生にご活用頂けるよう願っています。

今後もこのような機会を企業様とのコラボレーションをはかり、志をともにする全国のアートを愛するアートライフスタイリストと共に創出していきたいと思っています。

このたびは本当にありがとうございました。

 

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 全国のアートライフスタイリストがあなたのアートのある暮らしを応援します。

アートやインテリアの商品探しやコーディネート、アートライフに関するセミナーやイベントなどのご相談お問い合わせは、アートのある暮らし協会まで。

 

■一般社団法人アートのある暮らし協会 -Art Life Styling Association-
〒104-0061 東京都中央区銀座5-14-1 7F
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